動く壁が、

EMS試験の

常識を変える。

COMTEST社製
リバブレーションチャンバー

LUF80 / 100 / 200

動く壁が、
EMS試験の
常識を変える。

COMTEST社製
リバブレーションチャンバー

LUF80 / 100 / 200

Reverberation
Chamber

_Concept

電力と設置コストを抑えて、
実際の電磁環境に近い均一電界を実現。

通信機器やloTの利用拡大に伴い、身の回りに飛び交う電磁波が多様化・増大する中、電子製品の電磁的ストレスに対する耐性を実際の電磁環境に近い条件下で試験できる「リバブレーションチャンバー」への注目が高まっています。
COMTEST社製リバブレーションチャンバーは、シールドルーム内の壁一面が可動することでアンテナから照射した電磁波が効率よく撹拌する革新的機構を備えたEMS試験システムです。
使用電力を抑えながら広く均一な電界エリアを発生させることができ、多様な試験条件、被試験体で、各種基準に適合するイミュニティ試験を行うことが可能です。さらに試験時間の短縮や労力の軽減、ランニングコストの抑制が図れるほか、省スペースで設置できパワーアンプも小型化できるなど、運用と導入の両面でユーザーの負担を減らす数多くの特長を備えています。
海外市場においてはすでに高い評価と信頼を得ており、大手航空会社を始め多くの企業への納入実績を有しています。

Features

_Merit_01

使用電力と設置コストを抑制

電力コストを抑制
大電力のアンプが不要
省スペースで設置可能

COMTEST社製リバブレーションチャンバーは電磁波を効率化に撹拌する機構「OWS(Oscillating Wall Stirrer)」に加え、電磁波の反射性に優れるアルミニウム材をシールドルーム内の全面に採用。低出力の電磁波照射により、IEC、ISO、EUROCAE、MIL-STDなど各種基準・規格に適合するEMC試験を行う電界エリアを作り出します。さらに省スペースで設置できるためイニシャルコストの抑制も図れます。

_Merit_02

広いワーキングボリュームを実現

広く均一な電界エリアを発生多様な被試験体に
対応ニーズに合った試験環境を提供

シールドルーム内の壁一面が大きく動くCOMTEST社製リバブレーションチャンバーは、室内の一角に回転スターラーを設ける一般的なシステムと比較して、室内の広いエリアに均一な電磁波環境:ワーキングボリュームを作り出せるメリットがあります。これにより被試験体を置く位置や向きなどを自由度高く設定することができるのに加え、多種多様なサイズ・形状の被試験体にも柔軟に対応。設置可能スペースや利用周波数などに応じて選んでいただける複数のタイプをご用意しており、それぞれのユーザーに最適なイミュニティ試験環境を実現します。

_Merit_03

手間や労力をかけずに運用可能

手間のかからない自動運転扱いやすい
日本語ツールの使用導入してすぐに運用可能

COMTEST社製リバブレーションチャンバーによる試験は、事前の設定に従って全工程を自動で実行します。途中でシステムで止めて被検査体の位置や向きを変えたり、装置の調整などを行ったりする必要は一切ありません。電磁波の周波数や出力、進行波電力、反射波電力、被試験体に照射される電磁波の強度などを、隣接する計測室内でリアルタイム監視できます。試験条件やシナリオを作成するためのツールは、国内ユーザー向けに開発した専用ソフトウェアを使用します。日本語なので扱いやすく、特別なトレーニングを行わずに導入直後から操作・運用が可能です。

Product

_Standard

対象規格

  • IEC 61000-4-21
  • ISO 11452-11
  • EUROCAE/ED-14
  • MIL-STD461G
  • RTCA/DO-160
  • その他

_Spec

仕様

  • LUF80

  • LUF100

  • LUF200

type

周波数範囲 80MHz〜18GHz
チャンバーサイズ 12.75×10.8×6.38m
均一電界エリア 7.0×7.0×4.0m
周波数範囲 100MHz〜18GHz
チャンバーサイズ 10.05×7.95×5.78m
均一電界エリア 5.0×5.0×3.5m
周波数範囲 200MHz〜18GHz
チャンバーサイズ 5.1 × 4.05 × 2.93m
均一電界エリア 2.2 × 2.4 × 1.25m

COMTEST社について

本システムの開発元であるCOMTEST社は、オランダに拠点を置くリバブレーションチャンバーの専業メーカーです。同社のチャンバーは世界市場で1,200以上の設置実績を有しています。

八王子Test Labのご案内

東京八王子市の拓殖大学 産学連携研究センターマイクロ波研究棟内に2022年開設した「八王子Test Lab」にて、COMTEST社製リバブレーションチャンバーのデモをご覧いただけます。

設備情報

周波数範囲 200MHz – 18GHz
試験レベル 200 V/m
チャンバーサイズ 5.0×5.0×3.5m
均一電界エリア 2.2 x 2.4 x 1.25 (m)

対応規格

・IEC61000-4-21
・ISO 11452-11
・各社プライベート規格

所在地(拓殖大学産学連携研究センター)

〒193-0985
東京都八王子市館町815-1
拓殖大学内マイクロ波研究棟