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ミリ波・テラヘルツ向け量産アレー・アンテナ

ミリ波・テラヘルツ向け量産アレー・アンテナ

スウェーデンのgapwaves社にて特許取得済みのGAP導波路技術は、ヨーテボリ、スウェーデンのチャルマース工科大学のPer-Simon Kildal教授による発明に基づいています。この技術はさらにKildal教授の研究グループでだけでなく、他のヨーロッパやアメリカの大学でも開発されています。
GAPの導波路は、既存のマイクロ波・ミリ波伝送線路と導波管技術に比べてユニークな利点を持っています。通常30GHzからTHzで動作するシステムのために、放電加工技術を用いて製造することで、費用対効果の高いRFコンポーネントを構築することを初めて可能にしています。

技術概要

GAP導波路技術は、主に30GHzからTHzの周波数帯で使用するのに有利な、新たなマイクロ波回路技術です。GAP導波路は、誘電体基板上の金属ストリップに基づいて一般的に使用されるマイクロストリップ線路やコプレーナ導波路より小さい損失を有します。
GAPの導波路は、いわゆる基板集積導波管(SIW)よりも低い損失を持っています。
GAP導波路は、一般的に使用される全金属の矩形導波管と同程度の損失がある一方、金属部品との間のジョイントをすることなく製造できるので、より費用対効果の高い製造を行うことができます。GAP導波路はまた、マイクロストリップとコプレーナ導波路に基づいて、受動および能動回路をパッケージングする際に現れる共鳴の問題を解消するために使用できます。

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